放送内容
神奈川県立相模原高等学校の同窓会がお送りするラジオ番組「Go!Go! 県相」。シーズン12第5回の放送では、3年前に母校を卒業したばかりという、瑞々しいエネルギーに満ちあふれた大学3年生の若い卒業生をスタジオにお迎えしました 。
今回のゲストは、54期生の有山蒔恩さんです 。実は有山さん、中学2年生のときに職場体験プログラムでこのFMホット839(エフエムさがみ)のスタジオを訪れたことがあり、今回はそれ以来「7年ぶりのスタジオ帰還」という、同窓会ならではの非常にエモーショナルなご縁での出演となりました 。
現在は早稲田大学に通いながら、自ら地元の社会人サッカークラブを立ち上げて運営の指揮を執っているという有山さんに、濃密な高校時代の思い出や、現在の熱い挑戦についてたっぷりと伺いました 。
この記事では、番組内で盛り上がったエピソードをピックアップしてお届けします。
野球部の快進撃に学校中が熱狂!オフは物質で仲間と語り明かしたサッカー部時代
高校時代の有山さんは理科系クラスに所属 。少し話は長いものの非常にわかりやすい授業で受験の危機を救ってくれたという物理の佐々木先生の思い出を語りつつ 、一番の青春の軸となっていたのは3年間実直に走り抜けたサッカー部での日々でした 。
有山さんたちが在学していた当時は、ちょうど県相の野球部が私立の強豪を次々と破って神奈川県大会で大躍進を遂げ、テレビやニュースを大いに賑わせていた奇跡の時代でした 。サッカー部の練習や公式戦が非常にハードだったにもかかわらず、「自分たちの試合が終わった瞬間に、みんなで大急ぎでユニフォームから着替えて球場へ野球部の応援に駆けつけていた」と有山さん 。試合に行けない日も教室の端末の映像をクラス全員で囲んで声を枯らすなど、公立高校がひとつになって巨大な壁に立ち向かう感動と興奮は、今でも最高の宝物だそうです 。
部活動としてのサッカー部も強豪校さながらの猛烈な練習量でしたが、部員たちの間でオンとオフの切り替えが非常に徹底されていたのが印象的だったと言います 。顧問の先生が非常に厳しく怖かったこともあり、ピッチの上では全員が真剣そのものでしたが、一歩練習が終わって部室(物質)に帰ればムードは一変 。仲間たちと一緒にゲームを囲んで遅くまで他愛のない雑談に花を咲かせ、受験期になれば自然と物質にノートを持ち寄って教え合うなど、苦楽を共にした部活の仲間たちは現在でも一生モノの親友として深く繋がっています 。
コロナを言い訳にしない!橋本を拠点に30人以上の組織を動かす「運営」への転身
現在、有山さんは早稲田大学人間科学部で情報プログラミングや心理学など、文理の枠を超えた幅広い学問をオンラインとオフラインを巧みに使い分けながら学んでいます 。そんな大学生活と並行して、有山さんは地元の相模原で大きなプロジェクトを主導しています。それが、社会人サッカークラブ「サルティスタ橋本(SALTIŠTA HASHIMOTO)」の立ち上げと運営です 。
大学1年の頃、世の中が新型コロナウイルスの蔓延によって活動自粛を余儀なくされ、周囲の誰もが「コロナだから何もできない」と言い訳をして立ち止まっている現実に、激しいもったいなさと悔しさを抱いていた有山さん 。何か自分たちの手で新しい組織を作りたいと熱望していたタイミングで、小学校時代のクラブチームの仲間だった他校の友人と偶然連絡を取り合い、「地域に愛される新しいサッカーチームを作ろう」と意気投合し、1からクラブを創設しました 。
チーム名にある「サルト(Salto)」はスペイン語で「飛躍」を意味し、関わるすべての人々に飛躍のきっかけを提供したいという高い理念が込められています 。現在、チームには社会人や大学生の選手が30名以上在籍し、それを支える運営スタッフが7名所属する大きな組織へと成長しています 。有山さんはここで、あえて選手としてのプレイを退き、組織を裏からコントロールする「副代表(運営トップ)」のポジションに完全に振り切るという、大学生としては極めて異例の選択をしました 。毎日の練習グラウンドの確保やスケジュールの管理はもちろんのこと、クラブの理念に共感してくれる地元の企業を自ら一軒一軒訪問し、大人の経営者を相手に「スポンサーになってください」と営業の直談判・交渉を行う泥臭い業務をすべて背負っています 。
「最初は右も左もわからないゼロからのスタートでしたが、必死に動き回っているうちに、気がつけば組織として形になっていました。今の自分があるのは、間違いなく県相のあの自由な校風のおかげです」と断言する有山さん 。県相には、体育祭や文化祭などの巨大な行事を先生から一切指示されることなく、すべて生徒たちの主体性と試行錯誤だけで作り上げる伝統的な文化があります 。有山さん自身も、高校時代に体育祭の「冬組(ダントツで歴史的に最弱と言われ続けた不遇のブロック)」の応援団長を引き受け、徹底的な作戦を仲間と練り上げた結果、見事に学年2位へと躍進させた素晴らしい成功体験を持っています 。
「まずは大学を卒業したら一度しっかりと企業に就職し、社会の仕組みや人脈を圧倒的に吸収して勉強させてもらうつもりです。でも、今のクラブ運営で培った経験と自信を武器に、どんな会社に入っても必ず大きな結果を出して貢献できると確信しています」と、10代の頃に行事で培った情熱の炎をそのまま社会への挑戦へと繋げている、実に頼もしい県相生のいまを語ってくださいました 。有山さんの希望溢れるリクエスト曲には、日向坂46の「青春の馬」がスタジオいっぱいに響き渡りました 。
【同窓会コーナー】冷房ゼロの過酷な夏と、1年生が窮地に追い込まれた「合宿の一発芸」
番組後半の同窓会コーナーは、28期生の寺田ひろみさんと33期生の南篤史さんが担当し、猛暑真っ只中の8月のトークを展開しました 。
南さんは冒頭、昔の卒業生たちの時代には「教室に冷房(エアコン)なんて気の利いたものは一切なかった」という過酷な夏の記憶を振り返り、窓を全開にして汗だくになりながらノートを取っていた当時の思い出を披露 。現在の県相の校舎はしっかりと快適な空調が完備されていますが、中学校などでは「熱中症警戒アラートの数値が基準を超えると、体育館での部活動が全面的に禁止される」という現代ならではの厳格な安全ルールの変化に、時代の変遷を実感していました 。
さらに話題は、運動部にとって夏の最大の山場である「夏合宿」の思い出へ 。かつて校内には合宿所(体育教官室と同じ古い建物など)があり、バレーボール部だった寺田さんもサッカー部だった南さんも、夏休みになるとそこに泊まり込んで地獄の強化練習に明け暮れていました 。夜の6時や7時を過ぎてようやく過酷な練習が終わり、待ちに待った夕食の時間がやってきても、1年生にはさらなる「窮地」が待ち受けていました 。それが、先輩たちの前で披露しなければならない伝統の「一発芸・夜の宴会ネタ」のステージです 。
どれだけ日中の練習で体がボロボロになっていようとも、先輩たちから「今年の1年は本当につまんねえな!」と一喝されれば終わりです 。「どうすればあの理不尽な空間で大人の先輩たちを大爆笑させられるか、必死に引き出しを探して準備の重要性を学んだ。あの合宿の窮地で鍛え上げられた圧倒的な度胸とメンタルは、社会人になってからのビジネスの接待やノミニケーションの場において、相手の世代に応じた最高の引き出しを開ける力として、確実に今に役立っている(笑)」と、独自の教訓を交えてスタジオを爆笑の渦に巻き込みました 。
【同窓会事務局からのお願い】
同窓会では、コロナ禍が落ち着きを見せているこれからの季節に向けて、卒業生たちの温かい再会を応援するため、クラス会、学年単位での同期会、部活動のOB・OG会を開催される幹事の皆さまに、案内状の通信費などの開催支援金として「1人当たり200円の補助金」を支給しています 。事前申請の具体的な流れについては、新しくなった同窓会公式ホームページに分かりやすく掲載されていますので、ぜひ仲間と集まる際にはうまく活用してくださいね 。
また、12月1日の全国一斉発送に向けて、役員が総力を挙げて作成しているフルカラー冊子「同窓会報」の準備が急ピッチで進んでいます 。実家からの引っ越しなどで住所や氏名、連絡先が変わった方は、せっかくの母校の情報が届かずに返送されてしまわないよう、同窓会ホームページ内の「住所変更フォーム」からお早めの登録更新をお願いいたします 。
今回のゲストは、54期生の有山蒔恩さんです 。実は有山さん、中学2年生のときに職場体験プログラムでこのFMホット839(エフエムさがみ)のスタジオを訪れたことがあり、今回はそれ以来「7年ぶりのスタジオ帰還」という、同窓会ならではの非常にエモーショナルなご縁での出演となりました 。
現在は早稲田大学に通いながら、自ら地元の社会人サッカークラブを立ち上げて運営の指揮を執っているという有山さんに、濃密な高校時代の思い出や、現在の熱い挑戦についてたっぷりと伺いました 。
この記事では、番組内で盛り上がったエピソードをピックアップしてお届けします。
野球部の快進撃に学校中が熱狂!オフは物質で仲間と語り明かしたサッカー部時代
高校時代の有山さんは理科系クラスに所属 。少し話は長いものの非常にわかりやすい授業で受験の危機を救ってくれたという物理の佐々木先生の思い出を語りつつ 、一番の青春の軸となっていたのは3年間実直に走り抜けたサッカー部での日々でした 。
有山さんたちが在学していた当時は、ちょうど県相の野球部が私立の強豪を次々と破って神奈川県大会で大躍進を遂げ、テレビやニュースを大いに賑わせていた奇跡の時代でした 。サッカー部の練習や公式戦が非常にハードだったにもかかわらず、「自分たちの試合が終わった瞬間に、みんなで大急ぎでユニフォームから着替えて球場へ野球部の応援に駆けつけていた」と有山さん 。試合に行けない日も教室の端末の映像をクラス全員で囲んで声を枯らすなど、公立高校がひとつになって巨大な壁に立ち向かう感動と興奮は、今でも最高の宝物だそうです 。
部活動としてのサッカー部も強豪校さながらの猛烈な練習量でしたが、部員たちの間でオンとオフの切り替えが非常に徹底されていたのが印象的だったと言います 。顧問の先生が非常に厳しく怖かったこともあり、ピッチの上では全員が真剣そのものでしたが、一歩練習が終わって部室(物質)に帰ればムードは一変 。仲間たちと一緒にゲームを囲んで遅くまで他愛のない雑談に花を咲かせ、受験期になれば自然と物質にノートを持ち寄って教え合うなど、苦楽を共にした部活の仲間たちは現在でも一生モノの親友として深く繋がっています 。
コロナを言い訳にしない!橋本を拠点に30人以上の組織を動かす「運営」への転身
現在、有山さんは早稲田大学人間科学部で情報プログラミングや心理学など、文理の枠を超えた幅広い学問をオンラインとオフラインを巧みに使い分けながら学んでいます 。そんな大学生活と並行して、有山さんは地元の相模原で大きなプロジェクトを主導しています。それが、社会人サッカークラブ「サルティスタ橋本(SALTIŠTA HASHIMOTO)」の立ち上げと運営です 。
大学1年の頃、世の中が新型コロナウイルスの蔓延によって活動自粛を余儀なくされ、周囲の誰もが「コロナだから何もできない」と言い訳をして立ち止まっている現実に、激しいもったいなさと悔しさを抱いていた有山さん 。何か自分たちの手で新しい組織を作りたいと熱望していたタイミングで、小学校時代のクラブチームの仲間だった他校の友人と偶然連絡を取り合い、「地域に愛される新しいサッカーチームを作ろう」と意気投合し、1からクラブを創設しました 。
チーム名にある「サルト(Salto)」はスペイン語で「飛躍」を意味し、関わるすべての人々に飛躍のきっかけを提供したいという高い理念が込められています 。現在、チームには社会人や大学生の選手が30名以上在籍し、それを支える運営スタッフが7名所属する大きな組織へと成長しています 。有山さんはここで、あえて選手としてのプレイを退き、組織を裏からコントロールする「副代表(運営トップ)」のポジションに完全に振り切るという、大学生としては極めて異例の選択をしました 。毎日の練習グラウンドの確保やスケジュールの管理はもちろんのこと、クラブの理念に共感してくれる地元の企業を自ら一軒一軒訪問し、大人の経営者を相手に「スポンサーになってください」と営業の直談判・交渉を行う泥臭い業務をすべて背負っています 。
「最初は右も左もわからないゼロからのスタートでしたが、必死に動き回っているうちに、気がつけば組織として形になっていました。今の自分があるのは、間違いなく県相のあの自由な校風のおかげです」と断言する有山さん 。県相には、体育祭や文化祭などの巨大な行事を先生から一切指示されることなく、すべて生徒たちの主体性と試行錯誤だけで作り上げる伝統的な文化があります 。有山さん自身も、高校時代に体育祭の「冬組(ダントツで歴史的に最弱と言われ続けた不遇のブロック)」の応援団長を引き受け、徹底的な作戦を仲間と練り上げた結果、見事に学年2位へと躍進させた素晴らしい成功体験を持っています 。
「まずは大学を卒業したら一度しっかりと企業に就職し、社会の仕組みや人脈を圧倒的に吸収して勉強させてもらうつもりです。でも、今のクラブ運営で培った経験と自信を武器に、どんな会社に入っても必ず大きな結果を出して貢献できると確信しています」と、10代の頃に行事で培った情熱の炎をそのまま社会への挑戦へと繋げている、実に頼もしい県相生のいまを語ってくださいました 。有山さんの希望溢れるリクエスト曲には、日向坂46の「青春の馬」がスタジオいっぱいに響き渡りました 。
【同窓会コーナー】冷房ゼロの過酷な夏と、1年生が窮地に追い込まれた「合宿の一発芸」
番組後半の同窓会コーナーは、28期生の寺田ひろみさんと33期生の南篤史さんが担当し、猛暑真っ只中の8月のトークを展開しました 。
南さんは冒頭、昔の卒業生たちの時代には「教室に冷房(エアコン)なんて気の利いたものは一切なかった」という過酷な夏の記憶を振り返り、窓を全開にして汗だくになりながらノートを取っていた当時の思い出を披露 。現在の県相の校舎はしっかりと快適な空調が完備されていますが、中学校などでは「熱中症警戒アラートの数値が基準を超えると、体育館での部活動が全面的に禁止される」という現代ならではの厳格な安全ルールの変化に、時代の変遷を実感していました 。
さらに話題は、運動部にとって夏の最大の山場である「夏合宿」の思い出へ 。かつて校内には合宿所(体育教官室と同じ古い建物など)があり、バレーボール部だった寺田さんもサッカー部だった南さんも、夏休みになるとそこに泊まり込んで地獄の強化練習に明け暮れていました 。夜の6時や7時を過ぎてようやく過酷な練習が終わり、待ちに待った夕食の時間がやってきても、1年生にはさらなる「窮地」が待ち受けていました 。それが、先輩たちの前で披露しなければならない伝統の「一発芸・夜の宴会ネタ」のステージです 。
どれだけ日中の練習で体がボロボロになっていようとも、先輩たちから「今年の1年は本当につまんねえな!」と一喝されれば終わりです 。「どうすればあの理不尽な空間で大人の先輩たちを大爆笑させられるか、必死に引き出しを探して準備の重要性を学んだ。あの合宿の窮地で鍛え上げられた圧倒的な度胸とメンタルは、社会人になってからのビジネスの接待やノミニケーションの場において、相手の世代に応じた最高の引き出しを開ける力として、確実に今に役立っている(笑)」と、独自の教訓を交えてスタジオを爆笑の渦に巻き込みました 。
【同窓会事務局からのお願い】
同窓会では、コロナ禍が落ち着きを見せているこれからの季節に向けて、卒業生たちの温かい再会を応援するため、クラス会、学年単位での同期会、部活動のOB・OG会を開催される幹事の皆さまに、案内状の通信費などの開催支援金として「1人当たり200円の補助金」を支給しています 。事前申請の具体的な流れについては、新しくなった同窓会公式ホームページに分かりやすく掲載されていますので、ぜひ仲間と集まる際にはうまく活用してくださいね 。
また、12月1日の全国一斉発送に向けて、役員が総力を挙げて作成しているフルカラー冊子「同窓会報」の準備が急ピッチで進んでいます 。実家からの引っ越しなどで住所や氏名、連絡先が変わった方は、せっかくの母校の情報が届かずに返送されてしまわないよう、同窓会ホームページ内の「住所変更フォーム」からお早めの登録更新をお願いいたします 。