シーズン16 第1回

【GOGO!県相】シーズン16「第1回」

放送内容

「GOGO!県相」新シーズンがスタート!今回のゲストは、28期生の脚本家・吉澤智子さん。ハッタリ(!?)から道を切り開いた型破りなキャリアの築き方と、現役生へ贈る熱いアドバイスは必見です。さらに19期・20期の役員コンビによる、爆笑の部活時代の裏話トークもたっぷりお届けします。

◆ 偶然とハッタリをチャンスに変える!脚本家・吉澤智子さんのキャリア形成術
吉澤さんのキャリアはまさに波乱万丈です。最初から脚本家を目指していたわけではなく、当初はアナウンサーを志して長野県の小さなケーブルテレビ局へ就職。そこではアナウンス業務にとどまらず、カメラ、編集、取材、記事執筆まで全てを一人でこなす過酷な2年間を過ごしました。
その後、東京へ戻り「英語が話せる」とハッタリを利かせて海外ロケを行うCM制作会社へと転職。入社後に必死に勉強して仕事をモノにするという貪欲な姿勢でプランナーへとステップアップしていきました。15秒・30秒という短い広告の世界から「もっと長い物語を書きたい」という情熱が芽生え、広告業界を飛び出して脚本家の道を志すことになります。

◆ 多忙な日々を救った、広告業界仕込みの「企画書プレゼン力」
脚本家のスクールに通い始めたものの、当時の広告業界の仕事は多忙を極め、夕方6時の授業には到底間に合わない日々が続きました。そこでお金を無駄にしないために吉澤さんが取った行動は、学校側に「授業には出られないが、持ち込まれる企画コンペの募集だけは教えてほしい」と直談判することでした。
日頃の広告仕事で鍛え上げられていた「プレゼン力」を発揮し、「中身は後から考えるとして、まずはキャッチコピーで面白そうだと思わせる」魅力的な企画書を次々と作成。この戦略が見事に当たり、制作会社から「1回本稿を書いてみてほしい」とチャンスを掴み取ります。提示された2週間という期限の中で死ぬほど頑張って書き上げた1本の台本から、少しずつプロとしての仕事が繋がっていきました。

◆ 現役生や若い世代へ贈るメッセージ「動くことで出会いが起きる」
吉澤さんは「20代(特に女性)は時間をもったいないと思わず、色々な世界を見て、向いていないと思ったら次へ行っていい」と語ります。好きなことが最初から一発で見つかる人の方が少なく、社会に出てから初めて知る面白い仕事がたくさんあるからです。「家にいても誰もやってこない。外に出て動くことで周りも動き、人が出会い、面白い方向に転がっていく」という言葉は、未来を模索する現役生や若者にとって非常に心強いアドバイスです。

◆ 県相で養われた「粘る根性」と「多様な人間を面白がる視点」
現在の脚本家としての活動のベースには、県相での3年間の学びと経験が生きていると振り返ります。
1つ目は、過酷だったバスケットボール部生活で培った根性です。「徹夜の執筆作業で行き詰まった時、ここで妥協せず、あともう10分粘ったらもっといいセリフが出てくるかもしれないと踏ん張れるのは、あの頃の体力と根性のおかげ」と語ります。
2つ目は、自由な校風がもたらした多様な人々との出会いです。昼休みに将棋を指し続ける男子生徒やマンドリン部など、自分とは全く異なる世界や「オタク文化」を持つ仲間たちに囲まれ、それを「面白い」と受け入れる感覚が養われました。この、自分と違うエリアの人たちを楽しむ感覚が、現在のドラマにおける豊かな人間描写の源泉となっています。

◆ 40年続く友情!19期・20期生が明かす「日陰の校舎での熱い思い出」
番組後半の「県相推し」コーナーでは、19期生の橋さんと20期生の高林正さんが登場。同じサッカー部の先輩後輩として出会い、現在は二人とも相模原市役所の職員として同じ職場で働いているという、40年来の深い絆を持つコンビです。
お二人が振り返る高校時代は、泥臭くもユーモアに溢れています。1年生の当時、2年生の先輩たちが教室(日当たりの悪い校舎1階のG組・H組付近)に作った即席のステージに呼び出され、先輩たちの前で田原俊彦(トシちゃん)の曲を強制的に歌って踊らされたという、昭和〜平成初期ならではの強烈な部活エピソードを披露。
その後、サッカー部を途中で辞めた際にも、先輩から「お前辞めたなら来いよ」と声をかけられて応援部へ入部した思い出や、19期生の最後の夏に野球部が横浜スタジアムで横浜高校と激闘を繰り広げ、高林さんが大きな旗を持つ「機種(旗手)」として全力で応援した青春の1ページを懐かしく語り合いました。さらに、20期生の有名人である同校OBの国会議員(次郎氏)を、当時と変わらずニックネームで呼べる関係性など、県相が育む一生ものの繋がりの深さを感じさせるトークとなりました。