放送内容
神奈川県立相模原高等学校の同窓会がお送りするラジオ番組「Go!Go! 県相」。シーズン12第9回の放送では、毎年12月に全国の卒業生のもとへ届けられる「同窓会報」の編集を長年支え続けている、同窓会の生き字引とも言える大先輩をスタジオにお迎えしました。
今回のゲストは、10期生で同窓会報の編集・作成を平成12年から担当されている細谷孝司さんです。今年で役員歴23年目を迎える細谷孝司さんに、カラー化された会報の制作の舞台裏や、掲載する卒業生の選定にまつわるリアルな苦労、そして時代とともに様変わりしていく母校の最新事情についてたっぷりとお話を伺いました。
この記事では、番組内で盛り上がったエピソードをピックアップしてお届けします。
新聞からフルカラー冊子へ!23年間「同窓会報」を作り続けてきた誇り
多くの卒業生にとって、年に一度自宅に届く「同窓会報」は、懐かしい母校や同級生の近況を知る最も身近な存在です。細谷孝司さんは、この会報の制作に平成12年から23年間にわたって第一線で関わり続けてきました。
在学当時の思い出を振り返りつつ、会報の歴史を紐解くと、かつては文字がびっしりと詰まった白黒の「新聞形式」で発行されていました。当時は学校行事の報告や関東大会以上の部活動の実績を網羅していたため非常にボリュームがありましたが、現在はインターネットや公式ホームページの充実に伴い、役割を分担。より読みやすさを追求し、現在はA4サイズの見開き8面という、非常に洗練された見応えのあるフルカラー冊子へと劇的な進化を遂げました。
現在の紙面は、同窓会長や現役校長先生のご挨拶をはじめ、体育関係と文化関係の部活動の様子を1年ごとに交互に紹介する近況報告、そして同窓会費を納入してくださった方々の貴重な名前や総会の会計報告、さらには振込用紙のメッセージ欄に寄せられた卒業生たちの瑞々しい「近況報告」の掲載など、多岐にわたる内容がぎゅっと凝縮されています。
「掲載候補が出尽くした!?」名物コーナー『卒業生を訪ねて』の裏側の苦労
細谷孝司さんが編集を行う上で、最もエネルギーを注ぎ、同時に一番苦労していると明かしてくれたのが、会報のメイン看板企画である「卒業生を訪ねて」のコーナーです。このページでは、社会の第一線で活躍している人や、ユニークで話題性のある仕事に取り組んでいる卒業生にスポットライトを当てて紹介しています。
しかし、23年も続けていると「知られている面白い人材は出尽くしてしまった」という人選の壁にぶつかります。特に、若い世代の卒業生の情報を役員会の中だけで見つけ出すのは至難の業です。そのため細谷孝司さんは、ご自身の職場にいる県相の後輩たちに「誰か変わった面白い活動をしている卒業生はいないか」と地道に声をかけ、網の目を広げるようにして必死に候補者を探しています。今回の会報でも、その執念のルートから繋がった2名の素晴らしい卒業生の記事が掲載されています。
さらに、候補者が決まった後もドラマがあります。執筆を依頼しても「自分なんかが出てもいいのか」「とんでもない」と断られてしまうケースも多く、そのたびに次の候補者を1から探し直します。快諾をいただいた後は、文字数や写真のバランスを考慮しながら構成。細谷孝司さんは、相手に直接質問をして言葉を書き起こす「取材形式」を採用しているため、文字数の増減などの微調整がしやすく、寄稿者の熱い想いをそのまま紙面に載せられるこだわりのレアウト術を確立されました。こうして1万3000部もの大量の会報が毎年12月1日に無事発行され、全国のご自宅へと一斉に発送されています。
70分授業に九大訪問、合唱コンクールまで!様変わりした現代の県相ライフ
会報を通じて最新の学校現場を見つめてきた細谷孝司さん。敷地を囲むフェンスが新しく刷新されつつも、校舎そのものの面影は昔のままで変わらないことに卒業生として嬉しさを覚えつつ、その中で行われている「中身の学び」の激変ぶりには目を見張るものがあると語ります。
例えば、現在の1年生4人、2年生7人の有志グループは、今年の9月に遥か遠くの九州大学伊都キャンパスの研究室を直接訪問。教授から直接本格的な講義を受け、最先端の研究方法や実験の様子を見学しただけでなく、なんと大学の場で「自らの研究成果を英語でプレゼンテーションした」という驚きのグローバル教育が行われています。
さらに、私たちが在学していた時代には存在しなかった新しい年中行事も次々と導入されています。1月には全校で熱く札を奪い合う「100人一首大会」が開催され、冬の12月には学年を超えて美しい歌声を響かせ合う「合唱コンクール」が恒例行事として定着。時代とともに学校行事も常に鮮やかにアップデートされており、現役生たちが非常にクリエイティブで主体的な高校生活を送っている様子が、細谷孝司さんの丁寧な編集によって全国のOBへ届けられています。
細谷孝司さんは最後に、「23年やってきてやりがいは十分にありますが、そろそろ次の世代へこの大切なバトンを引き継いでいきたい。若い期の方で、少しでも広報や編集の手伝いをしてみたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひ気軽に同窓会の扉を叩いてほしい」と、温かいメッセージで締めくくりました。
【同窓会コーナー】42歳役員のリアルなスカウト苦悩と、奥さんに内緒の「家泊まり」忘年会
番組後半の同窓会コーナーでは、33期生の常任理事が久しぶりに1人きりでマイクの前に登場しました。
冒頭、ラジオの過去のアーカイブ放送(ラジコ等)を辿り、自分が10月に喋って以来、11月は染谷さんや寺田さんたちに任せて1ヶ月ぶりの登場となった現状を振り返りつつ、リアルタイムの視聴率が数字として見えにくいラジオの面白さについて言及。最近、同窓会報を確実にお手元へ届けるための「住所変更フォーム」への登録やメールの問い合わせが急増している事実を耳にし、「あ、このラジオの最後のアナウンスをみんなちゃんと聴いて、行動してくれているんだな!」と、電波の向こうの同窓生の繋がりに深く感動したエピソードが語られました。
そんな役員メンバー、実は細谷孝司さんの悩みと同じく「次世代のラジオゲストや役員不足」に本気で頭を悩ませています。相模原で商売をしている中で、街の雑談で「あそこで喋っている若いお姉さんは県相出身らしいよ」と、24〜25歳くらいの輝かしい卒業生の情報を耳にすることがあります。 「しかし、42歳となった私がいきなりアポなしで突撃して『私、県相の同窓会役員なんですけど、ラジオに出てくれませんか?』と声をかけたら、明らかに怪しい不審者じゃないですか(笑)。どうすれば自分の身元の信頼性を保って安心して出演してもらえるか真剣に考えた結果、役員のグループラインで『同窓会の公式名刺や、組織を紹介する信頼性の高いカードをすぐに作ろう!』という提案を立ち上げ、現在規制事実化に向けて急ピッチで検討しています。間違えたフリをしてビジネス名刺と一緒にそのカードを差し出せば、『実は私……』と自然に県相トークができるはず」という、執念のスカウト大作戦の舞台裏をぶっちゃけてくれました。
さらに話題は12月の思い出へ。高校時代の冬の記憶はあやふやなものの、卒業してから現在に至るまで、毎年12月30日に必ず開催しているというサッカー部同期との「恒例の忘年会」の思い出が大爆発。19歳の頃から一歩も途切れることなく続いている一生モノの絆です。 相模原を離れ海外や全国で活躍する仲間も多い中、地元の市役所や企業に残ったメンバーたちが橋本駅の周辺で夜遅くまでお酒を酌み交わした後のルートは、完全に固定されています。わざわざタクシーに乗り込んで、県相生の聖地である「一発ラーメン」へと深夜に繰り出し、あのジャンキーで熱いラーメンを全員で完食。その後、終電がなくなった仲間たちから「お前の家に泊めてくれ」と頼まれると、南さんは快く自宅へ引き連れていきます。実は年末のこの時期、南さんの奥さまとお子さんは実家へ一斉に帰省中。「完全に奥さんに内緒で、勝手にかつてのむさ苦しいサッカー部の同級生たちをリビングに雑魚寝させています。これ、絶対に妻はラジオを聴いていないから言える裏話ですが、もし知られたらめちゃくちゃ怒られると思います(笑)」という、クスッと笑えてどこか羨ましい、何年経っても10代の距離感に戻れる県相の最高の友情ストーリーが披露されました。
共通テストや推薦入試、総合型選抜など、多様化する受験方法の中でいよいよ本格的な冬の受験シーズンに挑む57期生の現役生たちへ、健康管理への温かいエールを送りつつ、これからも世代を超えて同窓会をさらに熱く盛り上げていきましょう!
【同窓会事務局からのお願い】
住所や氏名、連絡先が変更になった方は、細谷孝司さんたちが心を込めて作った大切な同窓会報(新聞)を確実に全国のご自宅へお届けするため、同窓会ホームページの「住所変更フォーム」よりお早めにお知らせください。ホームページ上では会報の貴重なバックナンバーや過去のラジオ音源もいつでも手軽に楽しむことができます。
また、クラス会や学年単位での同期会、部活動のOB・OG会を開催される幹事の皆さまには、同窓会から通信費の開催支援として「1人当たり200円の補助金」を支給しています。詳しい申請方法もホームページに掲載されていますので、ぜひうまく活用して、年末年始の仲間との再会に役立ててくださいね。
今回のゲストは、10期生で同窓会報の編集・作成を平成12年から担当されている細谷孝司さんです。今年で役員歴23年目を迎える細谷孝司さんに、カラー化された会報の制作の舞台裏や、掲載する卒業生の選定にまつわるリアルな苦労、そして時代とともに様変わりしていく母校の最新事情についてたっぷりとお話を伺いました。
この記事では、番組内で盛り上がったエピソードをピックアップしてお届けします。
新聞からフルカラー冊子へ!23年間「同窓会報」を作り続けてきた誇り
多くの卒業生にとって、年に一度自宅に届く「同窓会報」は、懐かしい母校や同級生の近況を知る最も身近な存在です。細谷孝司さんは、この会報の制作に平成12年から23年間にわたって第一線で関わり続けてきました。
在学当時の思い出を振り返りつつ、会報の歴史を紐解くと、かつては文字がびっしりと詰まった白黒の「新聞形式」で発行されていました。当時は学校行事の報告や関東大会以上の部活動の実績を網羅していたため非常にボリュームがありましたが、現在はインターネットや公式ホームページの充実に伴い、役割を分担。より読みやすさを追求し、現在はA4サイズの見開き8面という、非常に洗練された見応えのあるフルカラー冊子へと劇的な進化を遂げました。
現在の紙面は、同窓会長や現役校長先生のご挨拶をはじめ、体育関係と文化関係の部活動の様子を1年ごとに交互に紹介する近況報告、そして同窓会費を納入してくださった方々の貴重な名前や総会の会計報告、さらには振込用紙のメッセージ欄に寄せられた卒業生たちの瑞々しい「近況報告」の掲載など、多岐にわたる内容がぎゅっと凝縮されています。
「掲載候補が出尽くした!?」名物コーナー『卒業生を訪ねて』の裏側の苦労
細谷孝司さんが編集を行う上で、最もエネルギーを注ぎ、同時に一番苦労していると明かしてくれたのが、会報のメイン看板企画である「卒業生を訪ねて」のコーナーです。このページでは、社会の第一線で活躍している人や、ユニークで話題性のある仕事に取り組んでいる卒業生にスポットライトを当てて紹介しています。
しかし、23年も続けていると「知られている面白い人材は出尽くしてしまった」という人選の壁にぶつかります。特に、若い世代の卒業生の情報を役員会の中だけで見つけ出すのは至難の業です。そのため細谷孝司さんは、ご自身の職場にいる県相の後輩たちに「誰か変わった面白い活動をしている卒業生はいないか」と地道に声をかけ、網の目を広げるようにして必死に候補者を探しています。今回の会報でも、その執念のルートから繋がった2名の素晴らしい卒業生の記事が掲載されています。
さらに、候補者が決まった後もドラマがあります。執筆を依頼しても「自分なんかが出てもいいのか」「とんでもない」と断られてしまうケースも多く、そのたびに次の候補者を1から探し直します。快諾をいただいた後は、文字数や写真のバランスを考慮しながら構成。細谷孝司さんは、相手に直接質問をして言葉を書き起こす「取材形式」を採用しているため、文字数の増減などの微調整がしやすく、寄稿者の熱い想いをそのまま紙面に載せられるこだわりのレアウト術を確立されました。こうして1万3000部もの大量の会報が毎年12月1日に無事発行され、全国のご自宅へと一斉に発送されています。
70分授業に九大訪問、合唱コンクールまで!様変わりした現代の県相ライフ
会報を通じて最新の学校現場を見つめてきた細谷孝司さん。敷地を囲むフェンスが新しく刷新されつつも、校舎そのものの面影は昔のままで変わらないことに卒業生として嬉しさを覚えつつ、その中で行われている「中身の学び」の激変ぶりには目を見張るものがあると語ります。
例えば、現在の1年生4人、2年生7人の有志グループは、今年の9月に遥か遠くの九州大学伊都キャンパスの研究室を直接訪問。教授から直接本格的な講義を受け、最先端の研究方法や実験の様子を見学しただけでなく、なんと大学の場で「自らの研究成果を英語でプレゼンテーションした」という驚きのグローバル教育が行われています。
さらに、私たちが在学していた時代には存在しなかった新しい年中行事も次々と導入されています。1月には全校で熱く札を奪い合う「100人一首大会」が開催され、冬の12月には学年を超えて美しい歌声を響かせ合う「合唱コンクール」が恒例行事として定着。時代とともに学校行事も常に鮮やかにアップデートされており、現役生たちが非常にクリエイティブで主体的な高校生活を送っている様子が、細谷孝司さんの丁寧な編集によって全国のOBへ届けられています。
細谷孝司さんは最後に、「23年やってきてやりがいは十分にありますが、そろそろ次の世代へこの大切なバトンを引き継いでいきたい。若い期の方で、少しでも広報や編集の手伝いをしてみたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひ気軽に同窓会の扉を叩いてほしい」と、温かいメッセージで締めくくりました。
【同窓会コーナー】42歳役員のリアルなスカウト苦悩と、奥さんに内緒の「家泊まり」忘年会
番組後半の同窓会コーナーでは、33期生の常任理事が久しぶりに1人きりでマイクの前に登場しました。
冒頭、ラジオの過去のアーカイブ放送(ラジコ等)を辿り、自分が10月に喋って以来、11月は染谷さんや寺田さんたちに任せて1ヶ月ぶりの登場となった現状を振り返りつつ、リアルタイムの視聴率が数字として見えにくいラジオの面白さについて言及。最近、同窓会報を確実にお手元へ届けるための「住所変更フォーム」への登録やメールの問い合わせが急増している事実を耳にし、「あ、このラジオの最後のアナウンスをみんなちゃんと聴いて、行動してくれているんだな!」と、電波の向こうの同窓生の繋がりに深く感動したエピソードが語られました。
そんな役員メンバー、実は細谷孝司さんの悩みと同じく「次世代のラジオゲストや役員不足」に本気で頭を悩ませています。相模原で商売をしている中で、街の雑談で「あそこで喋っている若いお姉さんは県相出身らしいよ」と、24〜25歳くらいの輝かしい卒業生の情報を耳にすることがあります。 「しかし、42歳となった私がいきなりアポなしで突撃して『私、県相の同窓会役員なんですけど、ラジオに出てくれませんか?』と声をかけたら、明らかに怪しい不審者じゃないですか(笑)。どうすれば自分の身元の信頼性を保って安心して出演してもらえるか真剣に考えた結果、役員のグループラインで『同窓会の公式名刺や、組織を紹介する信頼性の高いカードをすぐに作ろう!』という提案を立ち上げ、現在規制事実化に向けて急ピッチで検討しています。間違えたフリをしてビジネス名刺と一緒にそのカードを差し出せば、『実は私……』と自然に県相トークができるはず」という、執念のスカウト大作戦の舞台裏をぶっちゃけてくれました。
さらに話題は12月の思い出へ。高校時代の冬の記憶はあやふやなものの、卒業してから現在に至るまで、毎年12月30日に必ず開催しているというサッカー部同期との「恒例の忘年会」の思い出が大爆発。19歳の頃から一歩も途切れることなく続いている一生モノの絆です。 相模原を離れ海外や全国で活躍する仲間も多い中、地元の市役所や企業に残ったメンバーたちが橋本駅の周辺で夜遅くまでお酒を酌み交わした後のルートは、完全に固定されています。わざわざタクシーに乗り込んで、県相生の聖地である「一発ラーメン」へと深夜に繰り出し、あのジャンキーで熱いラーメンを全員で完食。その後、終電がなくなった仲間たちから「お前の家に泊めてくれ」と頼まれると、南さんは快く自宅へ引き連れていきます。実は年末のこの時期、南さんの奥さまとお子さんは実家へ一斉に帰省中。「完全に奥さんに内緒で、勝手にかつてのむさ苦しいサッカー部の同級生たちをリビングに雑魚寝させています。これ、絶対に妻はラジオを聴いていないから言える裏話ですが、もし知られたらめちゃくちゃ怒られると思います(笑)」という、クスッと笑えてどこか羨ましい、何年経っても10代の距離感に戻れる県相の最高の友情ストーリーが披露されました。
共通テストや推薦入試、総合型選抜など、多様化する受験方法の中でいよいよ本格的な冬の受験シーズンに挑む57期生の現役生たちへ、健康管理への温かいエールを送りつつ、これからも世代を超えて同窓会をさらに熱く盛り上げていきましょう!
【同窓会事務局からのお願い】
住所や氏名、連絡先が変更になった方は、細谷孝司さんたちが心を込めて作った大切な同窓会報(新聞)を確実に全国のご自宅へお届けするため、同窓会ホームページの「住所変更フォーム」よりお早めにお知らせください。ホームページ上では会報の貴重なバックナンバーや過去のラジオ音源もいつでも手軽に楽しむことができます。
また、クラス会や学年単位での同期会、部活動のOB・OG会を開催される幹事の皆さまには、同窓会から通信費の開催支援として「1人当たり200円の補助金」を支給しています。詳しい申請方法もホームページに掲載されていますので、ぜひうまく活用して、年末年始の仲間との再会に役立ててくださいね。