シーズン15 第11回

【GOGO!県相】シーズン15「第11回」

放送内容

 
神奈川県立相模原高等学校の同窓会がお送りするラジオ番組「Go!Go! 県相」 。シーズン15第11回の放送では、映画界の第一線で活躍する卒業生をゲストにお迎えしました !
今回のゲストは、28期生であり、数々の大ヒット映画を手掛けている東宝株式会社のプロデューサー・久保田義博さんです 。プロデューサーというお仕事の裏側や、夢を掴むための道のり、そして高校時代のエピソードをたっぷりとお話しいただきました 。
この記事では、番組内で取り上げられた話題をピックアップしてご紹介します。
映画プロデューサーのお仕事とは?企画から公開までの3年間
久保田さんは、東宝株式会社で映画プロデューサーとして活躍されています 。プロデューサーの仕事は非常に幅広く、映画の企画段階から二次利用まで、作品の「すべて」に責任を持つ立場だそうです 。
ゼロからの立ち上げ: 「こういうものを映画にしましょう」という企画の段階から始まり、脚本作りやキャスティング、監督・スタッフの選定を行う 。
予算と進行の管理: 予算を管理し、撮影が予定通りに行われるかを見届ける 。
仕上げとプロモーション: 撮影後の編集や音楽、CG作業を経て映画を完成させ、世の中に届けるための宣伝活動を行う 。
二次利用までサポート: 映画館での公開後も、DVDパッケージ化や配信などの二次・三次利用まで長期間にわたり面倒を見る 。
1つの作品が動き出してから皆様に届くまで、およそ2年半〜3年という長い期間をかけて作品に寄り添っているとのことです 。
体育館の片隅から映画界へ!体操部と恩師の思い出
久保田さんの高校時代は、意外にも映画とは直接結びつかない「体操部」での活動が中心でした 。
体育館の片隅で全種目: 体操部として、床、吊り輪、あん馬、跳馬、平行棒、鉄棒など、全種目を体育館の片隅でこなしていた 。
練習のBGMはバスケ部任せ: 体育館の残りのスペースをバスケ部とバレー部が使っており、練習中は常にバスケ部が流す音楽を聴いていた 。
映画好きの友人: 8mmカメラを持っている映画好きの友人がおり、遊びで撮影をしたことが映画に触れるきっかけのひとつだった 。
英語の黒沢先生: 映画を見るたびに、授業の前に映画の感想を語り続けるユニークな英語の先生がおり、少なからず影響を受けたかもしれないと振り返る 。
チケットもぎりからプロデューサーへ。自ら道を切り拓いた新人時代
大学(明治大学法学部)進学後、日本初のシネマコンプレックス(現在のイオンシネマ海老名)が身近にあったことなどで映画への熱が高まり、新卒で東宝株式会社へ入社します 。
当時の日本映画界は洋画が7〜8割を占める苦しい時代でしたが、「そこを変えたい」という熱意を持ってプロデューサーを志望していたそうです 。
映画館勤務からのスタート: 入社後は大阪の映画館に配属され、チケットもぎりやお客様の誘導といった現場業務を経験 。
毎月企画書を提出: 「映画を作りたい」という熱意を伝えるため、毎月自ら簡単な企画書(小説や漫画の映画化案など)を作り、本部の企画部門へ送り続けていた 。
「自分はこうしたいという気持ちを伝えないと誰も分かってくれない」という言葉には、夢を叶えるためのヒントが詰まっていました 。
これまで手掛けた名作と、話題の最新プロジェクト
久保田さんはこれまで、多くの有名作品に携わってきました 。番組内では以下の代表作が紹介されました 。
『告白』『星守る犬』
『ディア・ファミリー』: 医療知識ゼロの町工場の父親が、心臓病の娘のためにバルーンカテーテルを開発する実話に基づく物語 。
『もしも徳川家康が総理大臣になったら』: AIで蘇った歴史上の偉人たちが現代日本の政治を行うコメディ映画 。
また、現在進行中のプロジェクトとして、トランスジェンダーの方の半生を元にした実話ベースのNetflix配信映画にも言及がありました 。80〜90年代のアイドルソングを使い、ミュージカルシーンを交えてポップに描くという意欲的な作品だそうです(※音声一部不明瞭のため、詳細は今後の公式発表にご期待ください) 。
【推しのコーナー】3期生の大先輩が語る!昭和20年代の相模原と学校生活
番組後半では、県相同窓会の役員(3期生)による貴重な昭和20年代(戦後間もない頃)の相模原の回顧録が語られました 。
深さ20〜30mの井戸汲み: 昔の相模原台地は井戸が深く、女性を中心に毎日重労働で水を汲んでいた。昭和30年頃に水道が引かれた時は本当にホッとした 。
家庭での養蚕: 各家庭の屋根裏で「お蚕様」を飼っており、桑の実を摘んで食べるのが子供の楽しみだった 。
未舗装の通学路と進駐軍: 道路は未舗装で、雨が降ると田んぼのように泥だらけになった。また、当時の学校の校庭整備を進駐軍が行ってくれたという驚きのエピソードも 。
現代の恵まれた環境からは想像もつかない、先人たちの逞しい歩みを感じるお話でした 。
【同窓会事務局からのお願い】
住所や氏名が変更になった方は、同窓会ホームページの「連絡フォーム」よりお知らせください 。年1回(12月)発行の会報を確実にお届けします 。
クラス会、学年同期会、部活動の同窓会などを開催する際は、1人当たり200円の補助を行っています 。ぜひ事務局までご連絡ください 。