放送内容
神奈川県立相模原高等学校の同窓会がお送りするラジオ番組「Go!Go! 県相」。シーズン15第10回の放送では、最先端の研究を行う卒業生をゲストにお迎えしました!
今回のゲストは、28期生であり、現在慶應義塾大学・物理情報工学科で教授を務める牧英之さんです。半導体などの最新デバイスを研究・実用化する傍ら、県相OBとの部活動や驚きの出会いなど、卒業後も続く県相との熱い繋がりをたっぷりとお話しいただきました。
この記事では、番組内で取り上げられた話題をピックアップしてご紹介します。
卒業後も続く「県相の縁」と、台湾の学会での奇跡
牧さんは最近、卒業以来30数年ぶりとなる28期の同窓会に参加され、旧友や初めて話す同級生たちと大いに盛り上がったそうです。実は牧さんと県相の繋がりはそれだけではありません。
卓球部OBチームでの活動:初心者から始めた高校時代の卓球に今でも熱中しており、県相OBで結成したチーム「Kマスター」で毎週練習し、相模原のリーグ戦に出場しています。
親子二代で県相生:昨年卒業された息子さんも県相生。軽音楽部の「セントラル」というバンドに所属し、相模原市の青少年音楽祭で優勝してFMさがみに出演するなど、大活躍されました。
さらに驚くべきは、同窓会の1週間前に出張で行った台湾の国際学会でのエピソードです。 なんとその学会で、現役の高校生が英語で堂々と研究発表をしていました。驚いて話を聞いてみると、なんと県相の現役生であり、しかも牧さんの同級生のお子さんだったことが判明! さらに、学会には牧さんの研究室に所属する県相出身の大学生も同行しており、台湾の学会会場に「5人の県相関係者が集結する」という奇跡的な出会いがあったそうです。受験勉強だけでなく、科学活動でも世界に羽ばたく後輩の姿に、大きな刺激を受けたとのことでした。
研究の原点は高校時代?大塚先生の物理実験
現在、大学教授として研究やスタートアップ企業の立ち上げを行っている牧さんですが、その原点は県相時代にありました。
高校時代はほとんど休みなく卓球部の練習に情熱を注いでいましたが、授業中心の勉強でしっかりと成績を収めていました。当時の物理の大塚先生は、受験前でも構わず実験を行う先生だったそうです。「受験前に時間の無駄では…」と当時は不満に思う生徒もいたようですが、牧さんは「懐中電灯と太陽電池を使った光通信の実験」を鮮明に覚えていました。
驚くことに、現在牧さんが研究し、トップジャーナルでの発表や実用化(スタートアップ)を目指している新しいテクノロジーは、高校時代に見たこの実験と非常に近いものなのだそうです。恩師の授業が、数十年後の最先端研究に繋がっているという非常に感慨深いエピソードです。
「バンカラ」への憧れから研究者の道へ
大学進学時には指定校推薦を利用しましたが、あえてライバル校である早稲田大学(理工学部)を選択。その理由は、慶應の「お金持ち」なイメージよりも、早稲田の「バンカラ」な雰囲気に惹かれたからだそうです。
その後、早稲田で博士号を取得し、理化学研究所での3年間の任期付き研究員を経て、公募競争を勝ち抜き現在の慶應義塾大学のポストに就任されました。研究者の厳しいキャリアパスを乗り越えてきた力強さが伺えます。
【同窓会コーナー】26期生が語る文化祭の思い出
番組後半の「推しのコーナー」では、26期生の同窓会役員による対談が行われました。
話題は、高校2年生の時のクラス(佐々木先生のクラス)で上演した文化祭の劇『銀河鉄道の夜』について。カンパネルラの母親役をパジャマ姿で演じた思い出や、気合の入った照明演出、打ち上げで米米CLUBの曲を歌ったことなど、何十年経っても色褪せない青春の1ページが語られました。
📝 牧さん直伝!部活と勉強を両立するコツ
番組の最後には、牧さんからの「部活と勉強の両立のコツ」が紹介されました。
それはズバリ、「授業中にしっかり勉強すること」。 放課後は部活に夢中になり家で勉強する時間がないからこそ、授業中に極限まで集中して勉強を終わらせておくことで、時間を無駄にせず両立できるのだそうです。大学に入ってからもこのスタイルを貫き、アルバイトや遊びを存分に楽しんだとのこと。現役生の皆さんはぜひ参考にしてみてください!
【同窓会事務局からのお願い】
住所や氏名が変更になった方は、同窓会ホームページの「連絡フォーム」よりお知らせください。年1回(12月)発行の会報を確実にお届けします。
クラス会、学年同期会、部活動の同窓会などを開催する際は、1人当たり200円の補助を行っています。ぜひ事務局までご連絡ください。
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