放送内容
神奈川県立相模原高等学校の同窓会がお送りするラジオ番組「Go!Go! 県相」。 シーズン14第5回の放送では、地元で長年教育の発展に尽力されている卒業生をゲストにお迎えしました!
今回のゲストは、21期生の角田雅昭さんです。 現在は、相模原市民におなじみの相模女子大学で教育学を教える教員でありながら、同大学幼稚部(認定こども園)の園長先生という2つの顔を持っていらっしゃいます。 泥まみれで体を鍛えた高校時代の思い出から、異色のキャリア、そして深い教育論までたっぷりと伺いました。
この記事では、番組内で盛り上がったエピソードをピックアップしてお届けします。
週末は本格的な登山へ!平日もしごかれたワンダーフォーゲル部時代
高校時代の角田さんは、ワンダーフォーゲル部(ワンゲル部)に所属し、部長を務めていました。 当時の県相ワンゲル部は、土日に丹沢や奥多摩、夏には北アルプス、冬には八ヶ岳にまで挑む本格派。 平日は次の山行に向けて、部員同士で肩を担ぎ合ったりおんぶしたりしながら徹底的に足腰を鍛え上げるハードなトレーニングに励んでいました。
チリの渡辺先生(通称・チリ鍋先生)や英語の柴田先生といった個性豊かな顧問の先生方と一緒に山に登り、登っている最中は「なんでこんなところに来ちゃったんだろう」と毎回後悔するものの、山頂で見事な景色を見た瞬間に「次はどこに行こうか」と考え始めてしまう、山の魅力にどっぷり浸かった3年間だったと振り返ります。
授業の思い出を伺うと、「実はワンゲル部の仲間はみんな優秀だったけれど、自分ともう数人は廊下に張り出される成績上位の順位表に一度も名前が載ったことがなくて……」と、当時の甘酸っぱい苦笑いエピソードも明かしてくださいました。
深夜クイズ番組での優勝からUCカード、そして再び教育の道へ
教育学部へ進学した角田さんですが、大学時代に深夜のクイズ番組「キチキバンバン」に出場し、見事優勝を果たすというユニークな経験をされています。 その優勝賞品だった海外旅行で「これからはクレジットカードの時代だ!」と直感し、卒業後は大手のUCカード(半沢直樹と同期のバブル最後の世代)へ就職しました。
その後、地元の相模原市社会福祉事業団(陽光園)へ転職し、障害者支援や施設運営の仕事に携わります。 そこで資格取得のために本屋に立ち寄った際、たまたま隣にあった教育の棚の本を手にしたことで運命が変わりました。 自分が学生だった頃から大きく進化している教育研究に興味を惹かれ、「もう一度勉強し直そう」と大学院へ進学。 そこから再び教育の世界へと戻り、現在の相模女子大学でのキャリアへと繋がっていったのです。
園長先生として見守る、これからの時代に必要な「待つ教育」
現在の相模女子大学では教育学の原理や歴史を教えつつ、0歳から5歳までの子どもたちが通う幼稚部で園長先生としての日々を過ごされています。
昨年の日本生活科・総合的学習教育学会の全国大会で、幼稚部が「お店屋さんごっこ」の公開保育を行った際のエピソードが大変印象的でした。 周りの園児たちがお店屋さんの準備に追われる中、1人の男の子だけが準備をそっちのけで大好きな「虫遊び」に熱中していました。 担任の先生は強引に準備へ参加させることをせず、その子の主体性を重んじて温かく見守り続けたそうです。
この対応を巡り、全国から集まった小学校の先生たちの間で「やらせるべきか、自由を認めるべきか」と熱い議論が交わされましたが、最終的には学会としても「子どもに自由を認め、大人が折り合いをつけるまで待ってあげることがこれからの時代に大切」という総括に落ち着きました。 「自由を保証し、信じて待ってあげることの大事さ」を語る角田さんの穏やかな語り口調に、教育の本質を感じる素晴らしい時間となりました。
リクエスト曲には、ワンゲル部の副部長でお医者さんをされている同級生のバンドがいつも練習していて、ずっと聴かされていたというサザンオールスターズの「ミス・ブランニュー・デイ」をお届けしました。
【同窓会コーナー】新体制スタート!1万2000人の会員を支える20名の心意気
番組後半の県相コーナーは、29期生の染谷公平さんが担当しました。
新体制の発表: 長年同窓会を引っ張ってくださった第1期生の佐藤工学会長が名誉会長に就任され、この5月から14期生の石井光行さんを新会長とする新体制がスタートしました! それに伴い、染谷さん自身も副会長に就任されたことが報告されました。
役員の舞台裏: 同窓会の役員(広報・会計・総務など)は、現在20名弱の体制で運営されています。 会報をお送りしている卒業生は総数で約1万2000名にのぼり、この大きな組織を全員が完全なボランティア(無償)の「心意気」だけで支えています。 「自分も後輩や現役生の応援を手伝ってみたい!」という方は、ぜひお気軽に事務局までご連絡ください。
新体育館の改修状況: 8月中旬の完成に向けて耐震工事や大規模リニューアルが進行中。 屋根と柱が県相カラーの緑色になり、電気のLED化や床の全面張り替え、重かった扉や窓の軽量化など、現役生が最高の環境で部活動や授業を行えるよう進化しています。
【同窓会事務局からのお願い】
住所や氏名が変更になった方は、同窓会ホームページの「連絡フォーム」よりお知らせください。 年1回(12月)発行の会報を確実にお届けします。
また、クラス会、学年同期会、部活動の同窓会などを開催する際は、通信費の支援として1人当たり200円の補助を行っています。 ぜひ同窓会事務局までお気軽にご連絡ください。
今回のゲストは、21期生の角田雅昭さんです。 現在は、相模原市民におなじみの相模女子大学で教育学を教える教員でありながら、同大学幼稚部(認定こども園)の園長先生という2つの顔を持っていらっしゃいます。 泥まみれで体を鍛えた高校時代の思い出から、異色のキャリア、そして深い教育論までたっぷりと伺いました。
この記事では、番組内で盛り上がったエピソードをピックアップしてお届けします。
週末は本格的な登山へ!平日もしごかれたワンダーフォーゲル部時代
高校時代の角田さんは、ワンダーフォーゲル部(ワンゲル部)に所属し、部長を務めていました。 当時の県相ワンゲル部は、土日に丹沢や奥多摩、夏には北アルプス、冬には八ヶ岳にまで挑む本格派。 平日は次の山行に向けて、部員同士で肩を担ぎ合ったりおんぶしたりしながら徹底的に足腰を鍛え上げるハードなトレーニングに励んでいました。
チリの渡辺先生(通称・チリ鍋先生)や英語の柴田先生といった個性豊かな顧問の先生方と一緒に山に登り、登っている最中は「なんでこんなところに来ちゃったんだろう」と毎回後悔するものの、山頂で見事な景色を見た瞬間に「次はどこに行こうか」と考え始めてしまう、山の魅力にどっぷり浸かった3年間だったと振り返ります。
授業の思い出を伺うと、「実はワンゲル部の仲間はみんな優秀だったけれど、自分ともう数人は廊下に張り出される成績上位の順位表に一度も名前が載ったことがなくて……」と、当時の甘酸っぱい苦笑いエピソードも明かしてくださいました。
深夜クイズ番組での優勝からUCカード、そして再び教育の道へ
教育学部へ進学した角田さんですが、大学時代に深夜のクイズ番組「キチキバンバン」に出場し、見事優勝を果たすというユニークな経験をされています。 その優勝賞品だった海外旅行で「これからはクレジットカードの時代だ!」と直感し、卒業後は大手のUCカード(半沢直樹と同期のバブル最後の世代)へ就職しました。
その後、地元の相模原市社会福祉事業団(陽光園)へ転職し、障害者支援や施設運営の仕事に携わります。 そこで資格取得のために本屋に立ち寄った際、たまたま隣にあった教育の棚の本を手にしたことで運命が変わりました。 自分が学生だった頃から大きく進化している教育研究に興味を惹かれ、「もう一度勉強し直そう」と大学院へ進学。 そこから再び教育の世界へと戻り、現在の相模女子大学でのキャリアへと繋がっていったのです。
園長先生として見守る、これからの時代に必要な「待つ教育」
現在の相模女子大学では教育学の原理や歴史を教えつつ、0歳から5歳までの子どもたちが通う幼稚部で園長先生としての日々を過ごされています。
昨年の日本生活科・総合的学習教育学会の全国大会で、幼稚部が「お店屋さんごっこ」の公開保育を行った際のエピソードが大変印象的でした。 周りの園児たちがお店屋さんの準備に追われる中、1人の男の子だけが準備をそっちのけで大好きな「虫遊び」に熱中していました。 担任の先生は強引に準備へ参加させることをせず、その子の主体性を重んじて温かく見守り続けたそうです。
この対応を巡り、全国から集まった小学校の先生たちの間で「やらせるべきか、自由を認めるべきか」と熱い議論が交わされましたが、最終的には学会としても「子どもに自由を認め、大人が折り合いをつけるまで待ってあげることがこれからの時代に大切」という総括に落ち着きました。 「自由を保証し、信じて待ってあげることの大事さ」を語る角田さんの穏やかな語り口調に、教育の本質を感じる素晴らしい時間となりました。
リクエスト曲には、ワンゲル部の副部長でお医者さんをされている同級生のバンドがいつも練習していて、ずっと聴かされていたというサザンオールスターズの「ミス・ブランニュー・デイ」をお届けしました。
【同窓会コーナー】新体制スタート!1万2000人の会員を支える20名の心意気
番組後半の県相コーナーは、29期生の染谷公平さんが担当しました。
新体制の発表: 長年同窓会を引っ張ってくださった第1期生の佐藤工学会長が名誉会長に就任され、この5月から14期生の石井光行さんを新会長とする新体制がスタートしました! それに伴い、染谷さん自身も副会長に就任されたことが報告されました。
役員の舞台裏: 同窓会の役員(広報・会計・総務など)は、現在20名弱の体制で運営されています。 会報をお送りしている卒業生は総数で約1万2000名にのぼり、この大きな組織を全員が完全なボランティア(無償)の「心意気」だけで支えています。 「自分も後輩や現役生の応援を手伝ってみたい!」という方は、ぜひお気軽に事務局までご連絡ください。
新体育館の改修状況: 8月中旬の完成に向けて耐震工事や大規模リニューアルが進行中。 屋根と柱が県相カラーの緑色になり、電気のLED化や床の全面張り替え、重かった扉や窓の軽量化など、現役生が最高の環境で部活動や授業を行えるよう進化しています。
【同窓会事務局からのお願い】
住所や氏名が変更になった方は、同窓会ホームページの「連絡フォーム」よりお知らせください。 年1回(12月)発行の会報を確実にお届けします。
また、クラス会、学年同期会、部活動の同窓会などを開催する際は、通信費の支援として1人当たり200円の補助を行っています。 ぜひ同窓会事務局までお気軽にご連絡ください。