シーズン11 第8回

【GOGO!県相】シーズン11「第8回」

放送内容

神奈川県立相模原高等学校の同窓会がお送りするラジオ番組「Go!Go! 県相」。シーズン11第8回の放送は、いつもはナビゲーターとして卒業生たちの声を届けている同窓会事務局の33期生、南篤史さんによる「1人語り」のスペシャル回となりました 。
今回はゲストを招かず、南さんが愛する母校への思いを込めて、自身が県相生として過ごした1990年代後半のリアルな空気感を特集 。勉強のお供だったラジオや音楽の思い出、そして当時の高校生たちの微笑ましい日常をたっぷりと語っていただきました 。
お小遣い3,000円の使い道と、横山交差点に誕生した「TSUTAYA」の記憶
1980年生まれの南さんが高校1年生になったのは、CD全盛期にあたる1996年のことでした 。当時の高校生のお小遣いは月3,000円から5,000円ほどが相場で、1枚3,000円するCDアルバムを買うのは、まさに一大決心が必要な時代でした 。そのため、限られたお小遣いの中でどのCDを買うかを必死に吟味し、購入した後は友達同士で貸し借りをして音楽を楽しんでいたそうです 。
そんな県相生たちの音楽生活を支えていたのが、学校の近くにあった懐かしのレンタルショップでした 。ちょうど南さんが高校1年生の時、横山交差点のところに新しく「TSUTAYA(ツタヤ)」がオープン 。まだ店舗を建設している最中、敷地内にぽつんと置かれたプレハブ小屋で先行の会員カード発行がおこなわれており、南さんも県相の学生証を握りしめてカードを作りに行った思い出を鮮明に振り返りました 。1枚200〜300円で最新曲を仕入れ、大好きなアーティストの勝負アルバムだけは泣けなしのお金で買い、1曲目から12曲目までの構成の意味を噛み締めながら、何度も何度も擦り切れるほど聴き込んだ日常が語られました 。
90年代バンドブームと、音楽の授業でのほろ苦いボーカルデビュー
南さんが高校生活を過ごした時期は、GLAYやL'Arc〜en〜Ciel、JUDY AND MARY、THE YELLOW MONKEYといった人気バンドがチャートを席巻していた時代でした 。テレビでは『HEY!HEY!HEY!』や『うたばん』といった音楽番組がゴールデンタイムを彩り、文化祭の後夜祭ステージでは、イケてる有志たちがこぞってこれらのバンドのコピーを披露して盛り上がっていました 。
部活動でサッカー部に所属していた南さんは、グラウンドで走らされている時に部室から漏れ聞こえてくる軽音楽部の演奏に、日々心を癒やされていたと言います 。そんな南さん自身も、音楽の授業で年に1回おこなわれる「グループ発表会」をきっかけに楽器に触れることになります 。1年生の時は、同じクラスの軽音部の子から「弦が少ないから大丈夫だ」と簡単なコードを教わり、初めてベースを担当 。しかし2年生になると「楽器は苦手だから歌わせてくれ」とボーカルに転向し、普通に歌うのではなく面白おかしくアレンジして披露したところ、クラスだけでなく先生まで大爆笑するほどの大ウケを見せました 。「これは成績が良いはずだ」と期待したものの、通知表の結果は「6」というなんとも平凡な数字で、「盛り上げは点数に関係ないんだな」と悟った苦笑いのエピソードを明かしてくれました 。
カラオケの「モテたい大作戦」と、イケメンにすべてを持っていかれた放課後
さらに話は、当時の高校生にとって最大の「モテ要素」であり、ステータスでもあったカラオケの思い出へと移ります 。新入生歓迎の球技大会や体育祭、文化祭などの大きな行事が終わるたびに、クラスの打ち上げの舞台となるのは決まってカラオケボックスでした 。
当時の男子たちは「いかにカラオケで格好いい姿を見せて女子にアピールするか」に命を懸けており、南さんも日々練習を重ねていました 。当時はKinKi Kidsの『ガラスの少年』が大ヒットしており、南さんのお父様が同窓会の2次会で歌うためにCDを買って家で練習していたという微笑ましい家庭の裏話も飛び出します 。しかし、そんな努力の結末はどこか切ないものでした 。南さんたちが必死に場を盛り上げて「今回も最高だったね!」と男同士で満足していると、その横では、最後に格好よくバラードを歌い上げたイケメンが可愛い女の子と良い雰囲気になっていた、というお決まりのオチがつきました 。「報われたんだか報われなかったんだか分からないけれど、とにかくモテることばかり考えていた、大好きな音楽にまみれた青春でした」と、楽しそうに1人語りを締めくくりました 。
【同窓会事務局からのお願い】
番組の最後には、南さんから同窓会メンバーへの大切な事務連絡が伝えられました 。来月上旬には、役員一同が真心を込めて編集した「同窓会新聞」が全国の卒業生へ向けて一斉に発送されます 。住所や氏名に変更がある方は、大切な新聞を確実にお手元へ届けるため、同窓会ホームページ内の「住所変更フォーム」からお早めにお手続きをお願いいたします 。
また、同窓会の運営や、現役生たちの部活動への支援金、そしてクラス会や部活のOB・OG会への開催補助金(1人当たり200円)は、卒業生の皆さまからの温かい寄付金によって支えられています 。同窓会新聞の発送時に同封されている赤色の振込用紙には、事務局へ向けたメッセージを添えることも可能です 。南さんも「毎年、皆さまから届く一言コメントを読むのが本当に楽しみなんです」と語る通り、ぜひ今年も母校を愛する気持ちを添えて、温かい応援とご協力をよろしくお願いいたします 。